茨城大学工学部履修要項

○茨城大学工学部履修要項

(平成27年6月24日要項第30号)

改正






	平成25年4月17日規則第36号	平成27年3月26日規則第31号
	平成27年6月24日規則第85号	平成29年3月9日要項第12号
	平成30年3月20日要項第12号	令和3年3月17日要項第34号
	令和6年3月27日要項第48号	令和6年5月23日規則第1号
	令和6年7月10日要項第6号

第1条　この要項は、茨城大学工学部規程(以下「工学部規程」という。)第5条第5項の規定に基づき、茨城大学工学部(以下「本学部」という。)における専門科目の履修に関し、必要な事項を定める。

第2条　学生は、別表のとおり専門科目を履修しなければならない。

第3条　専門科目における授業科目の履修は、次に定めるところによる。

(1)　履修科目は、授業担当教員の承認を得て、所定の期間に所定の手続きにより登録しなければならない。

(2)　登録されていない履修科目の単位は与えない。

(3)　別に定める学科課程表の正規の年次に所定の授業科目を履修する場合は、担当教員の承認を得る手続きを省略することができる。

2　本学部の学生は、原則として1年次は水戸地区において、2年次から日立地区において授業科目を履修するものとする。

(他学部又は他の大学等の授業科目の履修)

第4条　茨城大学学則(以下「学則」という。)第37条の規定に基づき、他学部(学環を含む。以下同じ。)で開講されている授業科目を履修しようとする者は、所定の期間に所定の手続きにより願い出て当該学部の許可を得なければならない。

2　学則第38条の規定に基づき、他の大学又は短期大学における授業科目を履修しようとする者は、所定の期間に所定の手続きにより願い出て、当該大学の許可を得なければならない。

(大学以外の教育施設等における学修又は入学前の既修得単位等の認定)

第5条　学則第39条の規定に基づき、大学以外の教育施設等における学修を本学における授業科目の単位として認定を希望する者は、所定の手続きにより願い出なければならない。

2　学則第40条の規定に基づき、本学入学前に大学若しくは短期大学又は外国の大学若しくは短期大学において履修した授業科目を本学における授業科目の単位として認定を希望する者は、入学年度当初に所定の手続きにより願い出なければならない。

(基盤教育科目の履修)

第6条　基盤教育科目の履修については、茨城大学大学共通教育規程に係る履修規程の定めるところによるほか、本学部の定める履修条件が付加されることがある。

(教職課程の履修)

第7条　本学部の学生で教員免許状授与の所要資格を得ようとする者は、別に定める教職課程を履修しなければならない。

(成績評価及び単位の授与)

第8条　成績評価及び単位の授与については、工学部規程第8条及び第9条の規定によるほか、次の各号に定めるところによる。

(1)　授業科目の単位は、その年度の当該授業が終了する各学期の学期末に与える。ただし、卒業研究については、所定の期間終了時に合格できなかった場合は、卒業研究を継続し、以後随時判定することができる。

(2)　1科目について所定の単位の一部を与えることはできない。

(3)　一度修得した授業科目の成績評価及び単位は、取り消すことはできない。

第9条　履修して単位を修得できなかった授業科目の単位を修得するためには、再履修(再聴講し、所定の試験を受けること。)をしなければならない。

2　一度単位を修得した授業科目は、再度履修することはできない。

(期末試験及び受験資格)

第10条　期末試験の期日及び時間割は、あらかじめ公示するものとする。

2　試験は、筆記試験、報告書、論文及び試作品の審査等により行うものとする。

3　授業の出席時数が、その授業科目の総授業時間数の3分の2に達しない者には、期末試験の受験資格を与えない。この場合、期末試験の時間数は、総授業時間数に算入しない。

第11条　期末試験の受験資格を有する者が、次に掲げる事情により期末試験を受けることができなかった場合は、当該科目の期末試験の翌日から1週間以内に、学部長に願い出て、事情を証明する書類を提出することで追試験を受けることができる。

(1)　学校保健安全法施行規則(昭和33年文部省令第18号)第18条に規定する感染症に罹患した場合

(2)　忌引き

(3)　裁判員制度

(4)　公共交通機関の運行停止

(5)　その他やむを得ない事情があると判断したもの

2　追試験の期日は、当該科目の期末試験の翌日から3週間以内(特別な事情がある場合は、当該学期内)とする。

(実験、実習等の取扱)

第12条　実験、実習、演習及び製図等の出席時間数の取扱いについては、各学科並びに共通科目担当の定めるところによる。

(卒業の判定)

第13条　卒業の判定は、毎年度2回前学期及び後学期の学期末に行い、工学部規程第10条の要件を満たした者の卒業を延期することはできない。

1　この規則は、昭和47年4月1日から施行する。

2　この規則は、施行日以後の入学者から適用し、その者には、従前の工学部試験細目は適用しない。

3　この規則の施行日前に入学した者は、従前の工学部試験催促によるが支障のない限り、この規則を準用するものとする。

4　この規則の改正は、工学部教授会の承認を得なければならない。

5　この規則の施行日前の入学者の卒業をまって、従前の工学部試験細則は、廃止する。

この規則は、昭和49年1月30日から施行する。

この規則は、昭和49年4月1日から施行する。

1　この規則は、昭和50年4月1日から施行する。

2　第8条第2号に限り、昭和49年度以前に卒業研究に着手した者には適用しない。

この規則は、昭和56年4月21日から施行し、昭和56年4月1日から適用する。

この規則は、平成元年4月1日から施行する。

1　この規則は、平成2年4月1日から施行する。

2　平成元年度以前に入学した学生に対する第6条の適用については、この規則施行の日以降においても、なお従前の例による。

この規則は、平成6年4月20日から施行し、平成6年4月1日から適用する。

1　この規則は、平成7年4月1日から施行する。

2　平成6年度以前に入学した学生については、この規則施行の日以降においても、なお従前の例による。

1　この規則は、平成8年4月17日から施行し、平成8年4月1日から適用する。

2　平成7年度以前に入学した学生については、この規則施行の日以降においても、なお従前の例による。

1　この規則は、平成14年4月1日から施行する。

2　改正後の規則は、平成14年度第1学年入学者から適用し、平成13年度以前の入学者(転入学、編入学及び再入学を含む。)については、なお従前の例による。

1　この規則は、平成16年4月1日から施行する。

2　平成15年度以前に入学した学生に対する再試験の適用はこの規則の施行日以降においても、なお従前の例による。

3　前項の規定にかかわらず、Bコースシステム工学科の学生に対する再試験の適用については、当分の間、なお従前の例による。

この規則は、平成16年5月19日から施行し、平成16年4月1日から適用する。

1　この規則は、平成18年4月1日から施行する。

2　改正後の規則は、平成18年度第1学年入学者から適用し、平成17年度以前の入学者(転入学、編入学及び再入学を含む。)については、なお従前の例による。

この規則は、平成20年4月1日から施行する。

附　則(平成25年4月17日規則第36号)

1　この規則は、平成25年4月17日から施行し、平成25年4月1日から適用する。

2　改正後の規則は、平成25年度第1学年入学者から適用し、平成24年度以前の入学者及び当該入学者と同学年に転入学、編入学及び再入学する者については、なお従前の例による。

附　則(平成27年3月26日規則第31号)

この規則は、国立大学法人茨城大学における学校教育法及び国立大学法人法等の一部改正に伴う学内規則等の整備に関する規則(平成27年規則第31号)の施行の日(平成27年4月1日)から施行する。

附　則(平成27年6月24日規則第85号)

この規則は、平成27年6月24日から施行し、平成27年4月1日から適用する。

附　則(平成29年3月9日要項第12号)

1　この要項は、平成29年4月1日から実施する。

2　改正後の要項は、平成29年度第1学年入学者から適用し、平成28年度以前の入学者並びに当該入学者と同学年に転入学、編入学及び再入学する者については、なお従前の例による。

附　則(平成30年3月20日要項第12号)

1　この規程は、平成30年4月1日から施行する。

2　改正後の規程は、平成30年度第1学年入学者から適用し、平成29年度以前の入学者並びに当該入学者と同学年に転入学、編入学及び再入学する者については、なお従前の例による。

附　則(令和3年3月17日要項第34号)

1　この要項は、令和3年4月1日から実施する。

2　改正後の要項は、令和3年度第1学年入学者から適用し、令和2年度以前の入学者並びに当該入学者と同学年に転入学、編入学及び再入学する者については、なお従前の例による。

附　則(令和6年3月27日要項第48号)

1　この要項は、令和6年4月1日から実施する。

2　改正後の別表は、令和6年度第1学年入学者から適用し、令和5年度以前の第1学年入学者並びに当該入学者と同学年に転入学、編入学及び再入学する者については、なお従前の例による。ただし、改正前の別表(専門科目等の履修基準)備考1の適用においては、令和6年度以降、機械システム工学科夜間主コースの専門科目で不開講となった科目を機械システム工学科昼間コースの専門科目から履修する場合を除く。

附　則(令和6年5月23日規則第1号)

(施行期日)

1　この規則は、令和6年5月23日から施行し、令和6年4月1日から適用する。

(経過措置)

2　次に掲げる規則等は、経過措置を定めるものとする。

(1)　国立大学法人茨城大学における学生納付金その他の費用に関する規則に係る規則施行前の工学部夜間主コースに関する授業料等については、改正後の規則第2条の規定にかかわらず、当該コースに在学する者が当該コースに在学しなくなるまでの間存続するものとし、授業料等の額は、なお従前の例による。

(2)　茨城大学における教員免許状の種類等に関する規程は、次の経過措置を定める。

ア　令和6年3月31日に現に在学する学生の免許状の種類等(第2条)については、改正後の第2条別表第1にかかわらず、なお従前の例による。

イ　この規程施行の日以降において、転入学、再入学又は転専攻(以下「転入学等」という。)した学生の免許状の種類等(第2条)については、転入学等をした当該年次に在学する学生に準ずる。

(3)　茨城大学日立地区構内交通規制実施要項に係る改正後の別表は、令和6年度第1学年入学者から適用し、令和5年度以前の第1学年入学者並びに当該入学者と同学年に転入学、編入学及び再入学する者については、なお従前の例による。

(4)　茨城大学工学部校舎の使用及び管理運営要項に係る改正後の第21条第1項に規定する事項については、同項の規定にかかわらず、当該夜間主コースに在籍する者が当該コースに在学しなくなる日までの間において、なお従前の例とする。

(5)　茨城大学工学部教務委員会内規に係る改正後の第3条第1項第2号に規定する委員は、同号の規定にかかわらず、当該夜間主コースに在籍する者が当該コースに在学しなくなる日までの間において、当該夜間主コースから推薦された委員を構成員とすることができる。

(6)　茨城大学工学部早期卒業に関する要項に係る改正後の第4条別表1及び第6条別表2に規定する事項は、同条の規定にかかわらず、当該機械システム工学科夜間主コースに在籍する者が当該コースに在学しなくなる日までの間において、なお従前の例とする。

(規則等の廃止)

3　次に掲げる規則等は、廃止する。

(1)　国立大学法人茨城大学における評議員・副学部長の名称付与に関する要項(平成22年学長裁定第6号)

(2)　茨城大学ホームカミングデー実施委員会の設置について(平成29年学長決定)

(3)　茨城大学人文社会科学部及び大学院人文社会科学研究科点検・評価委員会内規(平成27年内規第21号)

(4)　茨城大学人文社会科学部学生委員会内規(平成27年内規第27号)

(5)　茨城大学人文社会科学部市民共創教育研究センター協議会内規(平成27年内規第31号)

(6)　茨城大学工学部教員評価委員会内規(平成28年内規第45号)

(7)　茨城大学工学部中期計画策定・点検評価委員会内規(平成28年内規第41号)

(8)　茨城大学工学部教育制度改革委員会内規(平成28年内規第42号)

(9)　茨城大学新教育組織(学士課程)設置準備室規程(令和4年要項第51号)

附　則(令和6年7月10日要項第6号)

この要項は、令和6年7月10日から実施し、令和6年4月1日から適用する。

(卒業に要する最低修得単位数)

科目区分				単位数
基盤教育科目	基盤学修(共通基礎/キャリア形成)	大学入門ゼミ		2	14	24	124
		茨城学		1
		プラクティカル・イングリッシュ		4
		情報リテラシー		2
		データサイエンス・AI入門		2
		心と体の健康		1
		ライフデザイン		1
		科学と倫理		1
	主体学修(リベラルアーツ)	多文化理解	多文化コミュニケーション(初修外国語を含む。)	3	7
			多文化コミュニケーション(共生とコミュニケーション、パフォーマンス＆アート)
			ヒューマニティーズ
		自然と社会の広がり	自然・環境と人間	4
			グローバル化と人間社会
	選択履修(「心と体の健康」及び主体学修(リベラルアーツ)の各科目から任意に選択し履修した科目)			3
専門科目				92
自由履修科目				8

備考　自由履修は、基盤教育科目、全学共通科目及び専門科目(他学部の科目も含む。)から自由に選択して履修できる科目をいう。

(専門科目等の履修基準)

学科・コース	プログラム	専門科目								計
		学部共通専門基礎教育科目	学科共通専門基礎教育科目		プログラム横断科目		プログラムコア科目		卒業研究
		必修	必修	選択必修	必修	選択必修	必修	選択必修	必修
機械システム工学科	エネルギーシステムプログラム	16	31	10	6	11	10		8	92
	生産システムプログラム	16	31	10	6	11	10		8	92
	制御システムプログラム	16	31	10	6	11	10		8	92
電気電子システム工学科	エネルギーシステムプログラム	16	32	6	9	10	6	5	8	92
電気電子システム工学科	エレクトロニクスシステムプログラム	16	32	6	9	10	6	5	8	92
物質科学工学科	材料工学プログラム	16	23	12	14	9	10		8	92
物質科学工学科	化学・生命工学プログラム	16	23	12	14	9	10		8	92
情報工学科	コンピュータ科学プログラム	16	35	9	14			10	8	92
情報工学科	情報マネジメントプログラム	16	35	9	14			10	8	92
都市システム工学科	社会基盤デザインプログラム	16	17	7	6	20	7	11	8	92
都市システム工学科	建築デザインプログラム	16	17	7	10	16	18		8	92

備考1
　機械システム工学科においては、学科共通専門基礎教育科目の選択必修10単位以上のうち演習系科目から2単位以上、それ以外の科目から8単位以上、プログラム横断科目の選択必修11単位以上のうち機械学習及びCAEから3単位以上、所属しているプログラム以外のプログラムコア科目から8単位以上を修得すること。

参考(成績評価の基準)

評語	評点	合否
A＋	90点以上	合格
A	80点以上90点未満	合格
B	70点以上80点未満	合格
C	60点以上70点未満	合格
D	60点未満	不合格

備考　評点は、100点をもって満点とする。