○茨城大学阿見地区構内交通規制実施要項
(平成27年2月18日要項第1号)
改正
令和2年3月18日要項第6号
令和5年3月31日規則第6号
(趣旨)
第1条　この要項は、茨城大学阿見地区構内(以下「構内」という。)の交通安全と、教育・研究の環境を保持するため、構内における車両の交通規制に関して必要な事項を定めるものとする。
(定義)
第2条　この要項において、次の各号に掲げる用語の意義は、当該各号に定めるところによる。
(1)　「自動車」とは、道路交通法に定める自動車(自動二輪車を除く。)をいう。
(2)　「自動二輪車」とは、道路交通法に定める自動二輪車及び原動機付自転車をいう。
(3)　「車両」とは、前2号に定めるものをいう。
(交通規制の総括)
第3条　学部長は、構内の交通規制についてこれを総括する。
(適用除外)
第4条　この要項に基づく交通規制は、緊急自動車(消防車、救急車等)、郵便車両、タクシー及び各部局の業務用自動車については適用しない。
(入構制限)
第5条　構内に車両により入構できる者は、別表に定める交付基準に該当する者で、学部長の許可を受けたものに限る。
[別表]
(臨時措置)
第6条　学部長は、阿見地区の校務遂行上又は緊急事態のため特に必要が生じた場合には、臨時に交通規制の方法等を変更することができる。
(交通指導員)
第7条　学部長は、構内の交通規制を円滑に実施するため、教職員のうちから交通指導員を指名するものとする。
2　前項の交通指導員の任期は、1年以内とし、再任を妨げない。ただし、その補欠の交通指導員の任期は、前任者の残任期間とする。
3　交通指導員は、次に掲げる事項を処理する。
(1)　構内の車両の走行及び駐車に関する指導
(2)　構内における違反者に対する口頭注意又は文書警告
(3)　違反の態様に応じ、構外への退去の指示等
(入構許可)
第8条　構内に車両により入構しようとする者は、車両入構許可申請書により学部長に申請し、車両入構許可証(カーゲート用のパスカードを含む。以下「許可証」という。)の交付を受けなければならない。
2　自動二輪車で入構しようとする者は、自動二輪車登録証（以下「登録証」という。）の交付を受けなければならない。
(許可証及び登録証の交付申請)
第9条　許可証及び登録証（以下「許可証等」という。）の交付を受けようとする者は、所定の申請書を指定された期日までに、担当係(学生・研究生等：学務係、教職員・業者等：施設管理)を経て学部長に申請しなければならない。
(許可証等の交付)
第10条　学部長は、別表に定める交付基準に従い許可証等を発行するものとし、許可証等は申請のあった係から交付するものとする。
[別表]
2　前項において許可証等を発行する際には、当該自動車の駐車場及び自動二輪車置場を指定する。
(許可証の表示)
第11条　許可証の交付を受けた者は、許可証を運転席前面の識別できる位置(登録証にあっては所定の位置に貼付)に表示しておかなければならない。
(許可証の返還)
第12条　許可証の交付を受けた者は、有効期限が到来したとき、大学が返還を求めたとき、又は、配置換等により不要となったときは、直ちに許可証を返還しなければならない。
(許可証の変更手続)
第13条　許可証の交付を受けた者は、車両の更新等により許可証の記載内容に変更が生じたときは、速やかに変更手続をしなければならない。
2　学部長は、前項により変更の手続がなされたときは、許可証の記載内容を変更し、交付するものとする。
(許可証の再交付)
第14条　許可証の交付を受けた者は、許可証を紛失又は汚損したときは、速やかに再交付手続をしなければならない。
2　学部長は、前項により再交付の手続がなされたときは、事実の確認を行い、再交付するものとする。
(許可証の譲渡等禁止)
第15条　許可証は、譲渡し、又は貸与してはならない。
(車両走行等に係る遵守事項)
第16条　構内に車両により入構する者は、次に掲げる事項を遵守しなければならない。
(1)　構内における車両の走行は、すべての場所において歩行者を優先とする。
(2)　車両の走行に際しては、道路標識等に従い、かつ、徐行するものとする。
(3)　構内の指定された駐車場又は自動二輪車置場以外に車両を駐車してはならない。
(4)　車両による構内移動は、前号の駐車のための走行以外禁止する。
(5)　車両の終夜駐車は、原則として禁止する。
(6)　第6条の規定に基づき、学内行事・入学試験その他の事由により臨時の規制が行われるときは、これに従わなければならない。
[第6条]
(7)　その他本学が必要と認める事項
(違反者に対する措置)
第17条　学部長は、この要項に規定する事項に違反を繰り返した者及び許可の申請に当たって虚偽の内容を記載した者については、許可の取消しを行う。
(車両の出入口の指定)
第18条　自動車の出入口は駐車場ごとに指定する。
(盗難・破損等)
第19条　構内における車両の盗難・破損等の事故については、農学部は一切その責任を負わない。
(長期放置車両の処分)
第20条　構内に長期間放置された車両は、一定の公示手続を経た上で、これを撤去する。
(道路交通法との関係)
第21条　この要項に定めるもののほか、構内の交通については、道路交通法の規定を準用する。
(自転車)
第22条　自転車の入構について必要な事項は、学部長が別に定める。
(雑則)
第23条　この要項に定めるもののほか、実施について必要な事項は、学部長が別に定める。
附　則
この要項は、平成27年4月1日から実施する。
附　則(令和2年3月18日要項第6号)
この要項は、令和2年3月18日から実施する。
附　則(令和5年3月31日規則第6号)
この規則は、令和5年4月1日から施行する。
[国立大学法人茨城大学事務組織規程の一部改正に伴う学内規則等の整備に関する規則]
別表(第5条関係)
車両入構許可証交付基準
許可証の区分交付対象の別基　　　　　　準
個　　　　別駐車場共　　通
自動車入構許可証
(通年) 		教職員(非常勤・研究者を含む。)入構許可申請のあった者は駐車場の収容台数の範囲内で許可する。教職員用駐車場又は農学部附属国際フィールド農学センター(以下「iFC」という。)駐車場
1　阿見地区構内交通規制実施要項に規定する事項に関し、重大な違反履歴のないこと。

2　申請者の使用しようとする自動車の所有者が、本人又はその家族であること及び任意保険(対人5,000万円以上、対物200万円以上)に加入していること。
学生・研究生・科目等履修生等1　身体的理由(障害・病弱)等により、自動車による通学を必要とする者学生・行事用駐車場又はiFC駐車場
2　遠方からの通学で、公共交通機関による通学が著しく困難と認められる者
3　大学院生、研究生、4年次生で研究に従事している者で、農学部から半径2km圏外に居住しているもの
4　上記以外の学生等で理由が妥当であると認められた者
業者等1　農学部と継続的取引のある業者及び構内福利施設関係者等来客用駐車場、学生・行事用駐車場又はiFC駐車場阿見地区構内交通規制実施要項に規定する事項に関し、重大な違反経歴のないこと。
2　学生・行事用駐車場の利用は、通年入構許可証の交付を受けている者
自動車入構許可証
(臨時) 		教職員(非常勤・研究者を含む。)入構許可申請のあった者は駐車場の収容台数の範囲内で許可する。教職員駐車場又はiFC駐車場
学生・研究生・科目等履修生等1　学業遂行上又は課外活動遂行上やむを得ない事由により、日、期間を限って自動車で通学する必要のある者学生・行事用駐車場又はiFC駐車場
2　その他特別の事由により、日、期間を限って自動車で入構する必要のある者
　運動施設利用者阿見地区体育館を利用する者で、以下の要件をすべて満たしているもの運動施設利用者用駐車場
　　1　第10条の規定により許可証の交付を受けている者(学外者を除く。)　
　　2　体育館の利用を許可された者でかつ許可された時間内　
自動二輪車入構許可証教職員入構許可申請のあった者は自動二輪車置場の収容台数の範囲内で許可する。駐輪場　
　学生・研究生等　　　
(注)　
1　共通基準に関しては、すべて満たしていること。
2　自動車入構許可証(通年)及び自動二輪車登録証(通年)の申請時期は、前年度末日までに、阿見地区事務課に申請するものとする。
[第9条]
3　自動車入構許可証(臨時)の申請手続は、前日の午前中までに阿見地区事務課に申請するものとする。
4　自動車入構許可証(通年)及び自動車入構許可証(臨時)による入構を許可された者のパスカードの発行にあたっては、実費を徴収する。
[第10条]