○茨城大学人文社会科学部テニュア獲得審査基準
(平成28年12月26日基準第6号)
改正
令和2年8月6日基準第13号
令和4年3月24日基準第1号
国立大学法人茨城大学教員のテニュアトラック制に関する規程(平成28年6月6日規程第67号)第8条第1項の規定に基づき、人文社会科学部におけるテニュア獲得審査の基準を定める。
1
審査方法
原則として、採用時から3年6月分の教員業績評価の累積に加え、中間審査結果及び審査対象期間中の業績に基づいて審査を行う。
2
中間審査
2年分の教員業績評価(評価用基礎データを含む)をもとに、学部長による面談を行う。
3
テニュア獲得審査
本学のテニュアトラック制は教育、研究、社会貢献等を業務とする若手教員を育成する「茨城大学型」を採用しており、毎年度実施する教員業績評価においては、これらの実績を総合的に評価する仕組みとなっていることを踏まえ、人文社会科学部においては、次のような基準に基づいて審査を行う。
(1)
教員業績評価
採用時から3年6月間の教員業績評価において、総合評価値の平均が1.0以上であり、かつ、教育の評価分野については、1年目を除き評価要素の評定区分に「課題がある(0)」がないこと。
(2)
審査対象期間中を通じた業績等
准教授、講師及び助教とも、採用時からテニュア獲得審査開始の1月前までに3編以上の学術業績があり、そのうち1編以上が客観的評価を得ていること。又は、同期間中、客観的評価を得た学術業績が2編以上あること若しくは同期間中、上記に準ずると審査委員会が認めた学術業績があること。
なお、育児休暇等が生じた場合には、調整を行うことができる。
4
テニュア獲得までの期間短縮の特例
中間審査において、次の要件を満たす場合は、テニュア審査を待たずに、学長にテニュア付与を推薦することができる。
(1)
採用時から2年間の教員業績評価において、総合評価の2年間の平均が1.35以上であり、教育の評価分野については、評価要素の評定区分に「課題がある(0)」がないこと。
(2)
採用時から2年間で3編以上の学術業績があり、そのうち1編以上が客観的評価を得ていること又は同期間中、客観的評価を得た学術業績が2編以上あること若しくは同期間中、上記に準ずると審査委員会が認めた学術業績があること。
附 則
この基準は、平成29年4月1日から実施する。
附 則(令和2年8月6日基準第13号)
この基準は、令和2年8月6日から実施する。
附 則(令和4年3月24日基準第1号)
この基準は、令和4年4月1日から実施する。