○茨城大学地域志向教育プログラム要項
(平成29年6月16日要項第57号)
改正
平成30年1月26日要項第4号
平成30年12月27日要項第49号
(趣旨)
第1条
この要項は、茨城大学大学共通教育規程(平成29年規程第15号)第6条第3項の規定に基づき、茨城大学地域志向教育プログラムの実施に関し、必要な事項を定める。
[
茨城大学大学共通教育規程(平成29年規程第15号)第6条第3項
]
(目的)
第2条
地域志向教育プログラムは、地域を多角的に捉えながら地域課題と向き合い、地域志向で協創力をもち、また、現場志向で課題解決力を有し、未来志向でリーダー力のある、地域に頼られ地域を先導できる学生を育成するとともに、その学生の活躍により地域の課題解決と活性化を行うことを目的とする。
(実施)
第3条
地域志向教育プログラムは、各学部と連携し、全学教育機構(以下「機構」という。)が実施する。
2
地域志向教育プログラムに係る教育課程の企画・編成、運営及び点検評価は、機構の共通教育部門が行う。
(授業科目等)
第4条
地域志向教育プログラムは、基盤教育科目、全学共通科目及び各学部の専門科目の授業科目により編成し、授業科目等は別表のとおりとする。
[
別表
]
(修了要件及び修了認定等)
第5条
地域志向教育プログラムの修了要件は、次に掲げる事項をすべて満たすこととする。
(1)
別表に掲げるとおり8単位以上を修得すること。
[
別表
]
(2)
「5学部混合地域PBL科目」、「地域協創PBL」又は「地域PBL科目」において報告書等が提出されていること。
(3)
卒業年次前学期(夏季集中講義を含む。)時点におけるプログラム対象科目以外も含めたすべての科目について、通算GPA(茨城大学GPA制度に関する要項(平成28年要項第81号)第8条に規定するものをいう。以下同じ。)の値が、所属学部内において上位75%以上であること。
[
茨城大学GPA制度に関する要項(平成28年要項第81号)第8条
]
2
機構長は、全学教育機構会議の審議を経て、前項の修了要件を満たした者を、地域志向教育プログラムを修了した者と認定し、修了証書を授与する。
この場合において、履修した別表に掲げる授業科目の通算GPAの値が、所属学部において上位50%以上に該当する者に対しては、「優秀」を記載した修了証書を授与する。
[
別表
]
(雑則)
第6条
この要項に定めるもののほか、地域志向教育プログラムに関し必要な事項は、別に定める。
附 則
1
この要項は、平成29年6月16日から実施し、平成29年4月1日から適用する。
2
当分の間、第3条第2項の規定は、同項中「機構の共通教育部門」とあるのは「COC統括機構」と読み替えて適用するものとする。
附 則(平成30年1月26日要項第4号)
1
この要項は、平成30年4月1日から実施する。
2
改正後の別表(第4条関係)の「全学共通科目、5学部混合地域PBLⅣ、2単位」を追加する改正規定は、平成29年度第1学年入学者から適用し、平成28年度以前の入学者及び当該入学者と同学年に転入学、編入学及び再入学する者については、なお従前の例による。
附 則(平成30年12月27日要項第49号)
1
この要項は、平成31年4月1日から実施する。
2
改正後の別表(第4条関係)の「地域協創PBL」を追加する改正規定は、平成30年度第1学年入学者から適用し、平成29年度以前の入学者及び当該入学者と同学年に転入学、編入学及び再入学する者については、なお従前の例による。
別表(第4条関係)
区分
授業科目等
単位数
備考
基盤教育科目
茨城学
2
“地域志向科目”として機構が指定する科目
各1
修了要件に4単位まで算入可。
全学共通科目
5学部混合地域PBL Ⅰ、Ⅱ、Ⅲ、Ⅳ
地域協創PBL
各2
専門科目
各学部の“地域PBL科目”
各2
“地域志向科目”として各学部が指定する科目
各2
修了にあたっては、次に掲げる単位を含む8単位以上を修得しなければならない。
・基盤教育科目「茨城学」2単位
・基盤教育科目及び専門科目の“地域志向科目”から2単位以上
・全学共通科目「5学部混合地域PBL科目」、「地域協創PBL」又は専門科目“地域PBL科目”から2単位以上